和歌山市の「猫の殺処分ゼロを目指す」クラウドファンディングが猫に使われた形跡がないことが判明し炎上

こちらのツイッターによる和歌山市議会の様子

和歌山市の取り組みによるこの事業活動、野良猫の殺処分を減らそうという名目のもとで集められたお金についての疑惑があったという。
まずは和歌山市のサイトによると

■和歌山市では動物愛護センターを建設し、平成31年度中の業務開始を目指しています。

この施設では犬猫の不妊去勢手術と簡易な治療も実施する予定ですが、そのためには手術台や診察台、麻酔装置など様々な設備や薬品が必要です。
そこでガバメントクラウドファンディングを活用し、設備に要する資金を広く集め、設備等の充実を図りたいと考えています。

■動物の殺処分の現状
和歌山市で、平成28年度に保健所で処分された犬猫の数は、犬40匹、猫258匹となっています。10年前と比べると、犬は1/4に猫は1/2に減少していますが、まだまだ多くの命を絶たざるを得ないのが現状です。

■減らない「猫」の殺処分数
特に猫の処分数を減らせないことが課題となっています。

当市でも猫の譲渡に努めていますが、それをはるかに上回る数の猫(その大半が野良猫から生まれた乳飲み仔猫)が保健所に保護され、元の飼い主や譲渡先が見つからないまま処分せざるを得ない状況が繰り返されているのが現状です。

■街と猫の共生への道は?
野良猫は生きていくため、ときにはゴミを漁ったり庭や畑にフンをしたりと、人間の生活に良くない影響を及ぼすことがあります。

結果、野良猫の存在を迷惑に感じる住民が多くなり、住民間のトラブルに繋がります。

しかし、野良猫は悪意を持ってゴミを漁ったりしているわけでなく、単に生きていくための行為に過ぎません。

野良猫を迷惑な存在と思うだけでなく、その問題を本質的に解決するため、住民と猫の両方が幸せに暮らしていける対策を考えていかなければなりません。

■「殺処分」では止められない悪循環
和歌山市にも多くの野良猫が暮らしています。野良猫の多くは不妊去勢手術を実施されていないため、毎年たくさんの仔猫が生まれます。

その中には病気やケガなどのため、幼くして命を落としてしまう仔猫が多くいます。

そして保健所にも多くの猫が保護されます。その中で元の飼い主が見つからなかったり、譲渡されなかった猫は殺処分せざるを得ません。

しかし、「殺処分」で対応していては、いつまでも人間と野良猫が幸せに共生することはできません。

野良猫が生まれ、幼くして命を落とす猫がいて、大きくなった猫と住民との間でトラブルが起き、保健所で殺処分が行われ、生き残った猫が新たに野良猫を生む。

この悪循環を断ち切らなければならないのです。

和歌山市が主催したクラウドファンディングが特に猫についての殺処分を減らそうとしたものであったにもかかわらず、上記の目的に沿った資金の使われ方がなかったということで、議会での答弁について反感を買う事態となりました。

以下、議会に対するネットの声

  • 自治体を信用できなくなりますね
  • 俺は一応譲渡会とかに使うための車とかならまだ解るかなーとか思ったんですが、答弁で見てると関係ないものに使ってそうに見えて、信用できないな~とか思いました
  • このクラウドファンディング知ってたけど、やらなくてよかったです!
  • 「動物を助けます!」って言ってる団体に寄付するくらいなら、愛護団体とかに直接寄付したほうが早いですね
  • 苦し紛れの言い訳で言ってるだけですよね。話してる文章の構成から言って、「保護猫に関する事“にも使える”」という事は元々の目的は『別』という事になりますから
  • 和歌山の信頼は失墜したな 個人がやったならともかく行政がやったっていうのはな
  • これが増えればクラウドファンディングの利用者激減しそう
  • 善意で寄付された方々の気持ちを踏みにじってますよね。本来、クラウドファンディングじゃなく、行政自身が取り組まなきゃいけないのに。詐欺と同じとは情けない
  • 今週のカバチ!がまさにクラウドファンディング返金問題で同じだ・・・

今回のクラウドファンディングによって集められた金額が約2450万円、支援人数は1464人にも及び、目標金額1800万円を大きく上回っている結果をみると支援者の期待の表れといえる。

■ネコ殺処分減にふるさと納税 和歌山に全国から1800万円
 和歌山県でネコといえば、和歌山電鉄貴志川線のネコ駅長がよく知られている。しかし実は、飼い手がなく殺処分されるネコの数は全国3位(平成29年度)と多い。そこで殺処分を少しでも減らそうと和歌山市が「ふるさと納税」を活用し、来秋完成する動物愛護センターへの寄付を呼びかけたところ、あっという間に全国から1800万円が寄せられた。予想外の反響に市もびっくり。寄付金は去勢手術に必要な装置購入費などに充てるという。(岩本開智)
(以下略)
引用 - https://www.sankei.com/premium/news/190124/prm1901240001-n1.html

和歌山市にとっては『寄付金だから自由に使ってもいいだろ』という緩い考え方が伝わってきますがクラウドファンディングに参加した方々からすると『本来の目的を果たすべき対価以外に資金が使われる』ことに不満が起こるのは当然といえるでしょう。
行政が安易に資金を集める名目として数ある資金調達方法のうちの一つであるクラウドファンディングを利用し、税金のように使用してしまった軽率な対応だと思います。