数年前からグーグルはフラッシュを排除するような動きを見せていたが、ついに検索エンジンからインデックスが除外するという告知を行った。
Googleは28日、ウェブマスター向け公式ブログにおいて「さようなら、Flash」と題した記事を公開し、Google 検索のインデックス登録から、Flashが除外されることを明かした。
Flashは、ウェブページにおいて、リッチなアニメーション、メディア、アクションなど、豊かな表現が可能とし、かつては広くウェブ上で使われていた。Flash コンテンツを再生するFlash ランタイムは、2013年の後半だけで5億回インストールされたという。
すでに今年の6月には GoogleChrome がデフォルトでFlash機能がオフに設定されており、代わりに高速で低消費電力にもつながるHTML5が主力に置き換えられてきています。
Flashはムービーやゲームなどで一時はインターネット上を賑わせていました。開発元であるAdobeも2020年末にAdobeがFlash Playerの開発と配布を終了する予定で、近年では急速にその役目を終えつつあり、過去のFlashコンテンツが気軽に見ることができなくなっています。
Google 検索も、2019中にFlashのサポートを終了。ウェブページにFlash コンテンツが含まれている場合、Google 検索ではFlashコンテンツが無視され、単独のSWFファイルは、Google 検索でインデックス登録されなくなる。ただし、「ほとんどの場合、この変更はユーザーにもウェブサイトにも影響しない」としている。
GoogleChromeやFirefox、さらには開発元のAdobeまでもが「Flashを使うのをやめよう」とFlash排除の動きを進めてきた結果、2018年の最新の調査データによるとFlashの利用率は2014年の80%から8%以下にまで減少しているそうです。
過去のFlashコンテンツを集めたウェブサイトも淘汰または改変を余儀なくされていくのは時代の流れなのでしょうかね。
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